2009年 09月 02日
100年 |
ウォーターマン社が" hundred year"と名づけて1939年に発売を開始したペンで、新開発のアクリルプラスチックを軸に採用し、当初はその名の通り100年保証を謳っていた(政府に禁止されて100年保証は後に引っ込めたが)。もちろん2009年現在、まだ100年は経っていないわけだ。100年保証を引っ込めたのは、ウォーターマン社にとっても正解だったんじゃないだろうか?
黒く見えるが濃いバーガンディでキャップの先端と、軸の後端が透明アクリルパーツになっている。光に透かすとなんだかきれい!あっさり安値で落札できたのは、キャップの先端の金属部分が磨耗してつるつるになってしまっている(あるいは別の部品に替えられている)からだと思う。でもそんな細かいことはどうでもいいのだ。
by Kalimbo_mwero
| 2009-09-02 21:22
| pens
|
Comments(5)
100年保証はすごいですね。
ウォーターマン社はまだフランスの会社でしたっけ?
確かなことは覚えていませんが,フランスの会社法における会社の寿命(設立時の定款に有限の期限を記す)は99年だったと思います。
100年保証ってのはなかなか冒険的で無責任な宣伝文句ですね。
ウォーターマン社はまだフランスの会社でしたっけ?
確かなことは覚えていませんが,フランスの会社法における会社の寿命(設立時の定款に有限の期限を記す)は99年だったと思います。
100年保証ってのはなかなか冒険的で無責任な宣伝文句ですね。
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Kalimbo_mwero at 2009-09-02 22:19
ウォーターマンはもともとアメリカの会社だったのですが、1920年代に、ヨーロッパの販売権をもっていたファガールに経営権が移ってパリを本拠地とする会社になったと(うろ覚え)。今は、すっかりおフランスの万年筆ってイメージですね。
100年保証を違法としたのは合衆国の連邦公正取引委員会みたいなところだったと思います。おそらく当時はこういう過激で誇大な宣伝文句が普通だったのでは?シェーファーも生涯保証!などという名前のペンを売り出してますし。
100年保証を違法としたのは合衆国の連邦公正取引委員会みたいなところだったと思います。おそらく当時はこういう過激で誇大な宣伝文句が普通だったのでは?シェーファーも生涯保証!などという名前のペンを売り出してますし。
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royalblau
at 2009-09-02 22:59
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時計メーカーなら、「会社が存続する限りは修理を受け付けます。」という方針を出している会社(雲上やIWCなど少数ですが)も存在しますけど、オーバーホール代・修理代は無料ではありません。
しかし、100年以上前に製造された時計でも修理可能なのは、非常に心強いです。
ウォーターマンの100年保証は、修理を無料で行うという意味なのでしょうか?
現在のクロスの「機構上永久保証」は、条件付きながら修理代無料だったはずなので、ウォーターマンも「100年保証」と表現すれば、やっぱり修理代は無料なのでしょうか。
このあたり、どうも良くわかりません。
しかし、100年以上前に製造された時計でも修理可能なのは、非常に心強いです。
ウォーターマンの100年保証は、修理を無料で行うという意味なのでしょうか?
現在のクロスの「機構上永久保証」は、条件付きながら修理代無料だったはずなので、ウォーターマンも「100年保証」と表現すれば、やっぱり修理代は無料なのでしょうか。
このあたり、どうも良くわかりません。
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Kalimbo_mwero at 2009-09-04 08:30
royalblauさん、
万年筆は時計と違って構造が簡単なので、修理だけならいつまでも可能でしょうね。当初の100年保証がどんなものだったのか、調べてないので不明ですが、いずれにしても保証した当の会社は一回破産してしまっているので関係なかったでしょうが。
渓雪さん、
「アクリルだぜ、かっこいいだろ」と言わんばかりの両端の透明部分が、
今となっては不思議な魅力。軸の畝模様と全体の形は、プラチナの
ギャザードを思わせますが、実際、大型のスタンダードタイプは軸にも
金のバンドが入っていて、もうそっくり。もちろんギャザードが100年ペン
の真似をした、いやオマージュを捧げたのだと思いますが。
次回の九州大会にもって行きますね。
万年筆は時計と違って構造が簡単なので、修理だけならいつまでも可能でしょうね。当初の100年保証がどんなものだったのか、調べてないので不明ですが、いずれにしても保証した当の会社は一回破産してしまっているので関係なかったでしょうが。
渓雪さん、
「アクリルだぜ、かっこいいだろ」と言わんばかりの両端の透明部分が、
今となっては不思議な魅力。軸の畝模様と全体の形は、プラチナの
ギャザードを思わせますが、実際、大型のスタンダードタイプは軸にも
金のバンドが入っていて、もうそっくり。もちろんギャザードが100年ペン
の真似をした、いやオマージュを捧げたのだと思いますが。
次回の九州大会にもって行きますね。