2010年 02月 11日
その後の... |
ネットウォーカーがキッカケとなって、ubuntu (linux系OS)がちょと楽しくなっていたのだが、ついに、授業で資料提示のために使っていた非力なノートパソコンにも導入!2003年購入で、メインメモリも256Mbyte しか積んでいない、とってもまどろっこしいマシンだったのだが、ほんの少し軽快になったような気がするようなしないような。
2台のubuntuマシン(笑)
Dropbox という無料の(2ギガまで)とても優れたネットワークサービスがあり、それを使って複数のパソコンの中の作業中のファイルの同期をとっていたのだが、Dropbox はネットウォーカーに対応していない。せっかくすべてのパソコンで同期がとれているのに、例外は気持ちが悪い。ということで、1台 ssh サーバのマシンを作って、そこ経由で( rsync とか unison とかを使って)同期をとってやろうという作戦。こういうことは windows マシンだとどうやったらいいかわからないが、unix 系は、このあたりのことが簡単に実現する。というわけで私の非力なpanasonic letsnote は「ただこの目的のためだけの」linux マシンに生まれ変わったのである。Dropbox と unison の連携プレイ、最高!
「簡単に」というのはもちろん強がりで、これを実現させるのにほぼ半日がつぶれてしまったのだった。雨の祝日。(おわり)。
入手して一ヶ月がすぎたネットウォーカーだが、理想の道具へ向けての設定ばかりやっていて、まだ実用に使っていないという....はたして使うのか?
詳しく書けという要望(約1件)があったので、手順をお話します。
サーバ側の準備
(1)古くなったノートPCなどに ubuntu インストール(雑誌の付録のCDで ubuntu 9.10を)。
(2)Dropboxをインストール(Dropboxのホームページから ubuntu 9.10用をダウンロード)
(3)ssh サーバにする
sshd のインストールと設定
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install openssh-server
$ sudo gedit /etc/ssh/sshd_config
設定ファイルの編集。そのままでもいいのだが、一応
rootlogin を禁止するよう書き換え(yes → no に)
$ sudo /etc/init.d/ssh reload
設定ファイルの変更を反映させるために sshd を再起動
ついでにこちらのマシンでプライベートキーを発行してしまう
$ ssh-keygen
画面の指示にしたがってパスフレーズとか適当な文字列を入れたり
(私は何も入れずにリターン→後で認証のときに楽だったりするので)
~/.ssh に
id_rsa.pub と id_rsa の二つのファイルができているのを確認
$ chmod 700 ~/.ssh
$ cd .ssh
$ cat id_rsa.pub >> authorized_keys
$ chmod 600 authorized_keys
(4) unison をインストール(ubuntuのsynaptic マネージャで
簡単インストール)
ネットウォーカー側の準備
(1)上の(3)でできた id_rsa を ~/.sshにコピー。 scp で移して
もいいし、マイクロSDカード経由でも、usb経由でもなんでも..
$ cd .ssh
$ chmod 600 id_rsa
を忘れずに
(2)一応ネットウォーカー側から ssh コネクションのチェック
192.*.*.* はサーバにしたノートPCのIPアドレス
h...0はログインユーザ名
その後のコマンドは何でもいいけど、リストをとってみた
$ ssh h...o@192.*.*.* ls -l
sshd がちゃんとインストールできていれば当然OKのはず
(3)unison をインストール(サーバ側にいれたのと同じヴァージョンを)
あとはunisonを起動して、どのディレクトリを同期させるか、画面の
指示にしたがって設定(ネットウォーカーにはGUI版のunisonを
インストールしておいた)
(4)同期してみる。
Be Happy!
上のように書くと面倒くさそうだが、やってみるとそうでもないです。
Dropbox という無料の(2ギガまで)とても優れたネットワークサービスがあり、それを使って複数のパソコンの中の作業中のファイルの同期をとっていたのだが、Dropbox はネットウォーカーに対応していない。せっかくすべてのパソコンで同期がとれているのに、例外は気持ちが悪い。ということで、1台 ssh サーバのマシンを作って、そこ経由で( rsync とか unison とかを使って)同期をとってやろうという作戦。こういうことは windows マシンだとどうやったらいいかわからないが、unix 系は、このあたりのことが簡単に実現する。というわけで私の非力なpanasonic letsnote は「ただこの目的のためだけの」linux マシンに生まれ変わったのである。Dropbox と unison の連携プレイ、最高!
「簡単に」というのはもちろん強がりで、これを実現させるのにほぼ半日がつぶれてしまったのだった。雨の祝日。(おわり)。
入手して一ヶ月がすぎたネットウォーカーだが、理想の道具へ向けての設定ばかりやっていて、まだ実用に使っていないという....はたして使うのか?
詳しく書けという要望(約1件)があったので、手順をお話します。
サーバ側の準備
(1)古くなったノートPCなどに ubuntu インストール(雑誌の付録のCDで ubuntu 9.10を)。
(2)Dropboxをインストール(Dropboxのホームページから ubuntu 9.10用をダウンロード)
(3)ssh サーバにする
sshd のインストールと設定
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install openssh-server
$ sudo gedit /etc/ssh/sshd_config
設定ファイルの編集。そのままでもいいのだが、一応
rootlogin を禁止するよう書き換え(yes → no に)
$ sudo /etc/init.d/ssh reload
設定ファイルの変更を反映させるために sshd を再起動
ついでにこちらのマシンでプライベートキーを発行してしまう
$ ssh-keygen
画面の指示にしたがってパスフレーズとか適当な文字列を入れたり
(私は何も入れずにリターン→後で認証のときに楽だったりするので)
~/.ssh に
id_rsa.pub と id_rsa の二つのファイルができているのを確認
$ chmod 700 ~/.ssh
$ cd .ssh
$ cat id_rsa.pub >> authorized_keys
$ chmod 600 authorized_keys
(4) unison をインストール(ubuntuのsynaptic マネージャで
簡単インストール)
ネットウォーカー側の準備
(1)上の(3)でできた id_rsa を ~/.sshにコピー。 scp で移して
もいいし、マイクロSDカード経由でも、usb経由でもなんでも..
$ cd .ssh
$ chmod 600 id_rsa
を忘れずに
(2)一応ネットウォーカー側から ssh コネクションのチェック
192.*.*.* はサーバにしたノートPCのIPアドレス
h...0はログインユーザ名
その後のコマンドは何でもいいけど、リストをとってみた
$ ssh h...o@192.*.*.* ls -l
sshd がちゃんとインストールできていれば当然OKのはず
(3)unison をインストール(サーバ側にいれたのと同じヴァージョンを)
あとはunisonを起動して、どのディレクトリを同期させるか、画面の
指示にしたがって設定(ネットウォーカーにはGUI版のunisonを
インストールしておいた)
(4)同期してみる。
Be Happy!
上のように書くと面倒くさそうだが、やってみるとそうでもないです。
by Kalimbo_Mwero
| 2010-02-11 23:55
| mis・cel・la・ne・ous
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